目頭切開修正は、目頭の皮膚が薄く張力があるため、
術後のケアが十分でないと、
形が変わる可能性があり、
患者様ご自身によるケアが必要です。
- ① 目頭の開き・変形・瘢痕を防ぐため、 修正の程度に応じて、抜糸後からステリストリップ(創傷保護テープ)を 約2~3か月貼ることがあります。
- ② 術後初期の回復過程で、盛り上がった硬い瘢痕組織が生じることがあります。 この組織は2~3か月以降に徐々に落ち着きます。 瘢痕組織の治療には注射治療 を行い、開始できる目安は術後約3週間です。目元切開修正は既存の瘢痕組織に再手術を行うため、腫れが強くなったり、 回復が比較的遅くなったりすることがあります。
- ③ 痛みやかゆみがある部分は、冷やしてください。(腫れや皮膚のかゆみの緩和に役立ちます。)
- ④術後1日目・2日目は、睡眠を3~4時間程度にとどめ、昼寝は避けることを推奨しています。就寝時は上半身を高く保つことで、腫れの軽減を助けます。できるだけ横向きで寝ず、仰向けでお休みください。
- ⑤ 術後初期の約2~3週間は、うつむく動作をできるだけ避けてください。
うつむいたり顔を上げたりした姿勢で、長時間スマートフォンやテレビを見ることは避けてください。
- ⑥ 術後初期は、目の手術部位に圧力がかかる行動を避けてください。初期は会話もできるだけ控えることを推奨しています。(くしゃみ・せき・泣く・笑う・大声などにも注意してください。)
- ⑦ 手術部位は紫外線の影響を受けやすいため、外出時は日焼け止めで保護してください。
瘢痕が安定するまで約6か月~1年かかるため、回復期は丁寧なケアが必要です。
✓ 目頭切開・目頭上側切開後の瘢痕ケア
- 瘢痕組織とは?
- 手術後に皮膚組織が治る過程で生じる、硬く盛り上がった組織を指します。 周囲組織の過剰な増殖、既存組織の癒着、皮脂の活動など、原因はさまざまです。 美容外科手術だけでなく一般の外科手術でも生じる回復過程の一つで、 傷ついた細胞が正常な状態へ戻る過程と考えてください。
- 瘢痕組織が生じる時期
- 早い場合には、手術から5~10日後に生じることがあります。 術後初期は腫れや赤みも伴うため、瘢痕組織が目立つことがあります。
- 瘢痕組織のケア方法
- ① 術後初期は、瘢痕部位が乾燥しないよう少量の眼軟膏を塗ってください。
眼軟膏は傷ついた組織への細菌の侵入を防ぐ助けになります。
- ② 瘢痕は紫外線の影響を受けるため、外出時は日焼け止めを塗ってください。
ただし、日焼け止めが目に入らないよう注意してください。
- ③ 手術から3週間後以降は、瘢痕用の軟膏を使用してください。
使用できる製品には、コントラクトベックスゲル・ノスカナ・ダーマティックスウルトラなどがあります。
二重ラインを下げる手術(二重ライン修正(二重切開法))は
二重より上の軟部組織(筋肉)が温存されているかによって
回復期間に違いがあります。
軟部組織(筋肉)が過剰に除去された陥凹性瘢痕の場合、
患者様ご自身によるケアが必要です。
- ① ラインを下げる手術(二重切開法)では、元のラインの再癒着を防ぐため、テーピングが必要です。
- ② 冷却・温熱ケアによって手術部位の筋肉が収縮する可能性があるため、冷やしたり温めたりしないでください。
(二重ラインに貼ったテープを保つことが最も大切です。)
- ③術後1日目・2日目は、睡眠を3~4時間程度にとどめ、昼寝は避けることを推奨しています。就寝時は上半身を高く保つことで、腫れの軽減を助けます。できるだけ横向きで寝ず、仰向けでお休みください。
- ④ 術後初期の約2~3週間は、うつむく動作をできるだけ避けてください。
うつむいたり顔を上げたりした姿勢で、長時間スマートフォンやテレビを見ることは避けてください。
- ⑤眉を使って目を開く行為(目の写真撮影・鏡を見るなど)、目を上に向ける行為、目を大きく開く行為などは、手術部位に影響する可能性があるため控えてください。
- ⑥ 術後初期は、目の手術部位に圧力がかかる行動を避けてください。初期は会話もできるだけ控えることを推奨しています。(くしゃみ・せき・泣く・笑う・大声などにも注意してください。)
- ⑦ 額の力を使わず、まぶたの力だけで目を開く練習は、抜糸まで日常を通じて継続してください。
(額の力を使って目を開くことは避けてください。)